■ミミズクと夜の王-----紅玉いづき

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森に住む魔物の王様と少女のお話です。
電撃文庫ですけど、表紙のイメージもあって児童書のような雰囲気もしました。
点で描かれた夜の森と大きな月が印象的。

変に話が捻じれてないのが好きです。
最近の物語って変に凝ってて、「こんなところでどんでん返ししなくても」と思ったりするんですけど、そういうのがない。
ようは単純な話、という事なのかもしれないけど、シンプルって一番難しい気がします。
小細工しなくても面白いってすごいですよね。

登場人物同士の関係が、いちいち切ない…。