■坊主DAYS(全2巻)-----杜康潤

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寺エッセイ漫画。
禅宗の一派である臨済宗の寺のお話です。
作者さんの実家がそのお寺で、お兄さんがそこの住職さんなんです。

なので、お兄さんが頭を丸めるところから始まり、他の寺に修行に出て、実家に住職として戻ってくるまでが身近な人の視点で描かれてます。
髪に別れを告げる為髪型で遊んでるのを見たり、です(笑)

1巻は主に修行中での出来事、2巻は普段のお寺での出来事を扱ってます。
私は悟りを開く気は毛頭御座いませんが、悟りは開けそうにないな、と思いました。修行大変そう。
禅問答、というのは知ってますけど、終始それだけやる修行は頭がパンクしそうです(笑)

お寺に対する風当たり(人が死ぬ限り儲かる、とか)は、内実を知らないから言える事かなー、と思いました。
檀家さんが多い所ばかりではないので、副業で暮らしてるお坊さんも多そうです。
仕事はそれぞれ、その職種の人にしかわからない苦労があるものですね…。